1998年 Ferrari F355 Cornes Special Edition
Ferrari F355 Cornes Special Editionは、1968年のDino206GTから続くクラシック
ピッコロフェラーリの最終進化型であるF355をベースとした限定モデルです。
1997年にフェラーリのインポーターとなって20周年を迎えた当時の
輸入総代理店であるコーンズアンドカンパニーが、それを記念すべく
20台の特別限定車をフェラーリ社にオーダーしました。
Ferrari F355 Cornes Special Editionと名付けられたそのクルマには3つの外装色と
それぞれ専用の内装及びブレーキのキャリパーの色が用意されました。
20台の内訳は、
ロッソ・コルサ +ブラックに赤ステッチ+レッドキャリパー 7台
ブルー・ツールドフランス+タン+ゴールドキャリパー 7台
ロッソ・フィオラノ+ブラックに赤ステッチ+シルバーキャリパー 6台
フェラーリ社は当時、オーダーしても1年前後待ちの生産体制だったため、
1997年から生産後順次送られてきましたが、最後の納車は翌年の
1998年になっての事でした。
展示車輌は1998年登録で20台のうちの最後の1台となります。