1913年旧満州・大連に生まれる。
幼少から家庭で書の手ほどきを受け、次いで下野雪堂氏に師事する。
その後、既成の書の形にとらわれない墨による新たな形を描き出し、独自の道を歩む。
1956年単身ニューヨークに渡り、国際的な高い評価を受け、
時代を代表する美術家として創作活動は弛まず続いている。
国内外で開かれた展覧会は数えきれない。
2003年の個展「篠田桃紅 朱よ」(原美術館、東京)には皇后陛下行啓。
代表作は世界各地の美術館等に収蔵され、美智子皇后やルクセンブルグ大公妃、
ロックフェラー財団ら、世界中のコレクターを魅了してやまない。
『Newsweek』2005年10/26号の特集「世界が尊敬する日本人100」に選出された。
篠田桃紅 作品展